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ぼくのかんがえたさいきょうのどうがこうざ


 この動画をアップロードしてからかなり経ちましたので、動画を作ろうと思った経緯や、動画を伸ばすためのアプローチなんかを書いてみようと思います。
 備忘録的な意味もこめて。
 最近ノベマス講座がまた流行し始めたような気がするし。

 以下、上記の動画を一度ご覧いただいてからの閲覧を推奨いたします。ついでにマイリスしてね。

・「伸びる」ということ
 基本的に、ぼくは動画を“伸ばしたい”“たくさんの人に見てもらいたい”と常に考えながら、動画を作っています。

 ぼく個人の考えではありますが、ニコニコのアイマス動画で「伸びた」と言えるのは、一万再生が最低ラインだと考えています。
 もっともこの基準は、ぼく個人の基準であることを強調しておきます。
 たぶん、ぼくが2007年代からニコマスで活動している、古い人間だからだと思います。いわゆる老害の考えってヤツです。
 今はPVノベマス架空戦記問わず、五桁がとにかく出にくくなっているので、伸びた伸びないの基準は人それぞれでいいと思います。
 とにかく、ぼく個人としてはまず一万再生はいきたい、という想いが、動画を作る上で常にあります。
 それくらいの人に見てもらわなければ、ぼくの自己顕示欲が満たされないからです。

 しかし、一万再生というのはなかなか厄介な壁です。単に中身が面白い動画を作る! と意気込んだだけでは、達成が難しい数字でもあります。ノベマスだということも、ハードルをあげているようにも思えます(しかし中には内容の面白さだけで一万再生をゆうにぶち抜く動画も存在します。ぼくの嫉妬の的です)。
 そこで、ぼくは様々なアプローチを考えました。

・ネタ出し
 ぼくがネタを思いつくときは、大抵がお皿洗いをしているときか、寝起きです。このネタもお皿洗い時に思いつきました。
「いおりんの足をひたすらぺろぺろする動画があったら面白いんじゃね!?」
 しかし、ただこれだけでは伸びる動画にはなりません。このネタを思いついてすぐぼくが考えたのは、
1、セールスポイント(分かりやすい動画の売り)は何か
2、サムネ釣りができるかどうか
 この二つです。
 実は、今回に限って、最初の発想時点で“シナリオが面白いかどうか”はすごく優先順位が低かったりします。

1、セールスポイント
 基本的に、動画にはセールスポイントが必要です。

「この動画はバトルものです」「ラブコメです」「シリアスです」
 はい、そのジャンル分けは分かりましたが、じゃあ一体どういう点が面白いのですか?
 ……そう聞かれたとき、ただの「エロ動画です」だけではなく、何か人の気を惹くような要素を入れる必要があります。だってただのエロ動画だったらAV見ればいいだけですしね。ちなみにAVってのはアニマルビデオのことですよ。なに勘違いしてんの。
 この動画のセールスポイントは、
・淫靡な雰囲気の中に漂う哀愁
・ノベマスでありながら、PVのような構成。時間も短めにし、見やすくする。
・「足を舐める」という、一般的ではないが確実に需要があるフェティシズム。それを選ぶことによる斬新さ
・ただエロいだけではなく、どこか裏がありそうなシナリオ
 という、四点が浮かびました。
(美麗なイラストがつく、というのもセールスポイントの一つではありますが、ぼくの場合、“そもそも絵がなきゃ伸びなくね?”という自分内基準があるので、あまりセールスポイントの一つとして加えないようにしています)

2、サムネ釣り
 別にエロ釣りをしろ、と言いたいわけではありませんが、サムネは動画の顔です。
「サムネホイホイ」というタグに象徴されるように、動画はほとんどサムネだけでクリックされるかされないかが決まると思います。ぼくみたいに変な動画ばかり作っている人は特に、です。
 とにかく、常に目を惹くサムネイルを作ろう、と考えていました。
 今回の動画も、そこを考えました。「はたして、この内容で、人の目を惹くようなサムネイルを構成できるだろうか?」と。
 結果から申し上げますと、こうなりました。↓

 見よこのサムネ力(ドヤ
 ……はい、ぼくがドヤ顔できる筋合いではないのは重々承知の上です。すべてはイラストのtkhsさんのお力によるものです。

 結局、結論がここに集約してしまうのかもしれませんが――ぼくは、この動画が伸びた要因の九割は、この素晴らしいサムネイルによるものだと考えています。
 謙遜とか卑下じゃなくて、真面目に。
 多分、視聴者もほとんどがサムネに釣られてクリックしたと思ってます。ていうか、ぼくだってクリックするもん、このサムネだったら。

 じゃあ、結局シナリオは絵の添え物でしかないのか、という批判が来るかもしれません。結論から言えば、ぼくは「違う」と考えています。
 ただ、企画を考える上で、素晴らしいサムネイルがなければ、クリックされにくいのもまた事実なのです。
 ぼくたち制作者側は、お客さんではありません。ただ、動画をクリックされるのを待っているだけでは、いつまで経っても再生数は伸びません。
 結局、どんなに面白いシナリオが控えていようと、クリックされないままでは、それはただのサーバーの肥やしでしかありません。その自信作のシナリオを読んでもらうために、イラストで動画を彩るのですよ。
 そのイラストとシナリオが調和していればなおいいし、イラスト単体でも魅力的ならば最高です。

・製作
 さて、企画コンセプトが煮詰まったところで製作です。
 まず、シナリオを書きました。
 企画段階では優先順位が低かったのですが、シナリオについても地味に頑張ったつもりです。
 上記セールスポイントの4つ目にて、シナリオを挙げている通り、一応はシナリオを頑張らなければなりません。
 今までの文章は、シナリオを軽視するようなものばかりでしたが、ぼく自身、シナリオを軽んじているわけではありません。
 爆発的に伸びるためにはサムネ力が必要ですが、継続的に数を増やすためには毎時ランキングに載ることが重要です。
 そのためには、マイリスト率をできるだけ稼がなければなりません。つまり、リピーターがつくような内容にする必要もまたあるのです。

「もう一度見たい」と思わせるためには、今回の動画の場合、ただ伊織の足を舐めまくる動画だけに留まらず、何か感動やカタルシスを視聴者に与えるような構成を心がけなければならない……とぼくは考えました。
 現に、ニコマスでエロティックな題材を扱っている動画は、再生数は伸びてはいるのですが、マイリスト率が比較的低いように思えます。
 クリックしてはみたけど、マイリスはしない――そういう視聴者が多いのだと思います。
 その傾向を何とか払拭し、継続的に再生数を伸ばしたい……そういう想いもありました。
 継続的に再生数が加算されれば、それだけ一万再生もいきやすくなるわけですしね。

 そこで、シナリオに何か仕掛けを作ろう、と考えました。
 BGMの元ネタのデッドアイランドのPVが、そんな感じの非常に上手い構成だったので、それをパク参考にさせていただこうと思ったわけです↓


 ひたすらプロデューサーが足を舐める描写を流す傍ら、カットバックで伊織の暗い過去を流す。
 そして、動画の最後で過去と現在の描写が繋がり、どんでん返し!
 ってな感じで考えておりました。
 この狙いが成功したのかどうかは分かりませんが、“用意したティッシュで涙を拭いた”というタグがついたのは嬉しかったです。

 それから、この仕掛けは外してしまったのですが――伊織の暗い過去描写によって、コメント数を稼ぎたかったのです。
 伊織の過去描写が、よくよく考えればアイマス2批判っぽくも見えるので、それを受けて視聴者の間で議論コメントが起こらないかなぁ……と考えておりました。
 ほら、あのカットバックって、伊織がアイマス2でプロデュースできなくなったのを暗示してるみたいじゃありませんか。
(ちなみに陽一個人はアイマス2をdisる気は一切ございません。割と肯定派です。ただそういう狙いを含めたんだよ、というお話)
 ぼく個人の考えではありますが、自分の動画なら荒れるのも議論が起こるのも構わないと考えております。だってコメント数伸びるじゃん!
 まあ、前述した通り、議論コメも荒らしコメもなく、この狙いは外れてしまったわけですが……。少し残念。

 それから、構成ではないのですが、とにかくえろえろしい描写にしようとすげー頑張りました。類語辞典や表現用語集などを漁って様々な表現をパク参考にしました。
 とにかく、“足”に関する描写の資料が足りねーんですよ! しかも足を舐める描写の資料なんて、官能小説にもほとんどねーし! あったとしても一、二行だし!
 一番参考になったのは、動画の作者コメントにも書いた、谷崎潤一郎さんの「刺青」でした。
 動画の総シナリオ量は3kbくらいの作文レベルの長さだったのですが、なんだかんだで二、三週間いじっていた気がします。

 そんなこんなで、シナリオがあがったので、次は絵師さんに依頼をすることにしました。
 ピクシブを中心にアイマス系絵師さんを見て回り、元々お気に入りに入れさせていただいていた、tkhsさんに依頼することに決めました。

 この伊織がとんでもなくえろかったもので……ほぼ一目惚れで。
 で、依頼するために、まずは動画に関する資料を作成しよう、と企画と脚本をまとめた企画書をぱぱっと作成いたしました。
 そのとき作ったのがこんな感じのやつです↓
企画書
 元は16:9だったんですね。すっかり忘れてました。

 これをtkhsさんに送らせていただいたところ、依頼を快く受けてくださいました。本当にありがとうございます。
 イラストが届いたときはすげーテンションあがりながら作業してました。だって本当に足えろいんだぜイラスト。

 で、素敵でえろいイラストが順次届いたので、それをAfter effectsで編集しました。この辺りは特に語ることもないです。
 当時はまだAEを覚えたてでしたし、今でも人に教えられるような技術があるとは思えません……
 ただ、とにかく“ただの紙芝居”にならないように、常に画面を動かすように苦心しました。
 また、伊織の足を舐め回すようなカメラワークも心がけました。
 あとはフォントに気を遣いました(キリッ)。ヒラギノ明朝体最高です。
 でも、動画だと明朝体はやっぱ見づらい気がしますね。ゴシックにすればよかった、と今では少し反省しております。

 そうして動画が完成し、人にチェックをしてもらって、誤字や演出のミスなどをなくし、アップロードしました。
 とまあ、大体こんな感じの流れでした。

・まとめ
 結局、動画を伸ばすために何が一番重要かといえば、“セールスポイント”の有無だと思います。
 ぼくは、視聴者にこの動画のどこを見てもらいたいんだろう? 何を楽しんでもらいたいんだろう?
 そうやって自問自答し、熟考を重ねてから企画を立ち上げる……
 それが一番の、伸びるための近道だと思います。

 確かに、伸びるためにはある程度運が必要だというのは否定しませんし、実際その通りだと思います。運悪く、大規模なお祭りに当たったりすれば、毎時に載る確率は限りなく低くなってしまうわけですしね。
 ただ、少なくとも伸ばすためのアプローチは、いくらでも可能だとも考えています。
 サムネ釣りやタイトル釣り、架空戦記ならば人気ゲームを題材に、あとは流行に上手く乗ってみるとか……
 できた動画を投げやりに投稿する前に、少し立ち止まって考えてみるのもいいのではないでしょうか。
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